2016年も終盤に差し掛かってきました
筆者が今年の夏何か1つぐらい夏らしいことをしたいと思い、夏フェスの定番とも言えるサマーソニックに初めて参戦したレポートをしようと思います
今までサマーソニックには行ったことがなかったのですが、今年は筆者が音楽を始める上でとても大きなきっかけとなった2つのバンド
- THE YELLOW MONKEY
- RADIO HEAD
が出演するということで
これは行かなければきっと後悔するだろうな〜と一念発起して大阪まで行ってきました
1人で(笑)
もともとフェスには何度か1人で足を運んでいたこともあったし、今やぼっち参戦なんて言葉も定着しているほどですからね!
え?一緒に行ってくれる人がいなかったんじゃないかって?
いやいや、その辺りにはふれないでおきましょう(笑)
その分、感じたことを詳細に、綿密にレポートしていこうと思いますので最後までお付き合いくだされ!
スポンサードリンク
Contents
会場は舞洲サマーソニック大阪特設会場
会場は大阪の海の側にある
舞洲サマーソニック大阪特設会場
「まいす」と読むのかと思っていましたが正しくは「まいしま」と読むらしいですね
筆者が訪れたのは夏も終わりに近づいた8月20日でしたが
死ぬほど暑かったです…
しかしこの暑さを求めていたんです!
夏の暑い中ビールを胃に流し込んで、音楽に酔いしれる…なんて野望を持って会場に到着すると出迎えてくれたのは
サマソニガール
「俺、音楽にしか興味ないし」なんてツッパっている暇はありません
暑い日差しをものともせず最高の笑顔で観客を出迎えてくれる彼女たちを見てテンションはさらに上がりっぱなし
もう主催者の思うツボですね!
上がりっぱなしのテンションそのままにビールを胃に流し込み、軽めのお昼ご飯を済ませ早速、THE YELLOW MONKEYが演奏する予定のOCEAN STAGEへ足を運びました
途中、アートをリアルタイムで描いている人たちがいたり街中でのフェス感満載でしたね!
会場に到着すると、そこは灼熱地獄
蒸し暑い大阪の夏の日差しが容赦なく照りつける中Alexandrosが
オオサカ〜!!
とシャウトして元気にライブをしていました
ここからは体を休めつつTHE YELLOW MONKEYのステージを待ちます
15:50 THE YELLOW MONKEY登場
そして日も落ち始めた15時50分
OCEAN STAGEに4人の伊達男たちがついに現れました
THE YELLOW MONKEY の登場です
筆者が中学生の頃、初めてロックを意識させてくれたヒーロー的な存在が目の前に…
イエモンが解散する前は一度も生でステージを見たことがなかったので、初めて目にするTHE YELLOW MONKEYです。
それにしても…
4人とも細いな〜
50歳間近の人たちとは思えないスタイル
しかも灼熱地獄のOCEAN STAGEでバッキバキにロックな衣装で決めている4人
うーむ、ロック体型維持してますね(笑)
吉井さんのMCからついに1曲目が始まりました
セットリスト
- 1 SUCK OF LIFE
- 2 BURN
- 3 ROCK STAR
- 4 ALRIGHT
- 5 SPARK
- 6 楽園
- 7 バラ色の日々
- 8 パール
- 9 LOVE LOVE SHOW
- 10 JAM
驚愕のセットリストでした!
特筆するまでもありませんがほぼシングル曲で構成されるいわゆる神セトリだったと言えるでしょう
フェスあるあるの1つにもあるかもしれないフェスで初めて見た1曲も知っている曲がないバンドのステージの真逆とも言える全曲知っている曲で構成されているライブだったのです
筆者もこれは初めての経験だったし、何よりTHE YELLOW MONKEYの楽曲がいかに優秀であるかということを示していますよね
1曲目から圧巻のステージング
SUCK OF LIFEはイエモン初期の代表曲の1つと言える大作、いきなりこの曲で始まったかと思えばその後からはシングル曲のオンパレード
新旧織り交ぜ、1曲1曲かみしめるように演奏するTHE YELLOW MONKEY
海辺に吹いている風の影響か出音がなかなか安定しませんが、そこは歴戦のベテラン!曲が進むごとにバンドのグルーヴ・一体感が増していく感じはさすがの一言につきました
個人的に筆者がグッときたのは5曲目SPARKの時ですね
新しい何かが俺の中で目覚める 世界は回る
50代手前にしてこの歌詞が堂々と歌える吉井さんはやっぱり凄い
- バンド再結成
- 新曲の発表
- そして全国ライブツアー
きっと、吉井さんの中で「新しい何かが」目覚めたんでしょう
「バンドをやる」というのは想像を絶するエネルギーが必要だと思います(筆者もバンドマンの端くれなので…)
五感をフルに働かせ曲を作り、ライブの構成を考え
そうやって作り上げたバンドのステージ・パフォーマンスを披露するために
ライブ会場を押さえ、機材を調達し、スケジュールを調整する
そして
いざライブが始まれば自分の全てをさらけ出してステージで命をかけて演奏するんです
こうやって書き起こしてみると大げさかもしれませんが、実際バンドやっている人たちは売れてる売れてないに関わらずかなりの思い入れを持って人生を捧げて活動をしていると思います
10代から20代などのエネルギーのありあまる若い頃であればいざ知らず、50手前の人達がロックバンドをやるってことは本当に凄いことなんです!
THE YELLOW MONKEYのステージを見ていたら、何だかそんなことを考えてしまって思わずグッと引き込まれてしまいました!
あとがき
曲が進むごとに、メンバーの気持ちも高まっていったのか演奏のドライブ感が増してそれに伴うように観客との一体感が増していくのを感じました
満を持して、オーラスは最大のヒット曲
JAM
でした
ギターのアルペジオとオルガンの音色が大阪に鳴り響くや否や会場の気持ちが1つになるような、そんな気持ちにさせられました
歌の途中、おどけながらもしっかりと歌い上げそのステージの幕を下ろしました
この秋にはニューシングルも発表し、年末には武道館でのステージも決まったTHE YELLOW MONKEY
また新たな旅の始まりの予感、これからはこのバンドと添い遂げるんだという強い意志
若い年齢のバンドが放つのと同じような輝きを放っていたように思います
積み上げてきたキャリアと、これから積み上げられるであろう新しい何かが重なってきっとこれからの日本の音楽シーンを面白くしていってくれることを願ってやみません
初のサマーソニックを感動的なステージで飾ってくれたTHE YELLOW MONKEY
これからも目が離せません!