[Alexandros]、(アレクサンドロス)という男性4人組バンド
最近メディアでの露出も多く「バンド名を聞いたことある!」という人も多いかもしれません。
ここ数年のアイドルブームの影響か、メディアでバンドが取り上げられる機会が減っているのですが
そんな中インディーズで地道に活動する訳でなくメジャーの表舞台で、あえて正当派ロックバンドとして活動している彼らにスポットを当てて行きたいと思います。
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2014年3月28日 改名
もともと彼らのことを知っている方であれば周知の事実なんですが、実は[Alexandros]、というバンド名で活動する前はずっと別のバンド名で活動していました。
[champagne]シャンペインというバンド名で結成した2001年からずっと活動いたんですね。
OASISの名曲「Champagne Supernova」にインスピレーションを受け、全ての人達に向け「自分たちの音楽に酔いしれてほしい」という思いからこのバンド名をつけたそうです。
ちなみに[]に関しても意味が合って
「括弧をつける」→「カッコつける」の語呂合わせからバンド名に括弧をつけたそうです。
そこまでこだわってつけたバンド名を変更せざるを得なくなったのもバンド自身が成長して世間に認知されるようになったことの裏返しかもしれません。
まったく認知度の無いバンドが何を名乗ってようと世間に影響はほとんどないでしょうからね
(ちなみに変更理由はシャンパーニュ地方のワイン生産委員会からの要請だったらしいです)
ドラマ主題歌にも抜擢!人気の理由は?
2015年 に松坂桃李主演の「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」のオープニングに「Girl A」という楽曲が採用されました。
疾走感とロックテイスト溢れるギターリフから美しいサビのメロまで聴き所が盛りだくさんですね!
そして2016年に入ってからもその勢いは衰えず、新曲の「I want u to love me」がTBS系の深夜ドラマ「女くどき飯Season2」の主題歌に決定しています。
世の中のバンドマン達全てが羨むこの状況ですが、一体何故彼らの楽曲はドラマの主題歌に選ばれるのでしょうか?
幾つかその要因が考えられるのですが、彼らの楽曲の魅力と合わせて分析してみましょう。
彼らの音楽のルーツですがブリティッシュロックにあると言って良いでしょう。
彼らがイギリスのグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを努めるという事を目標としていることからもその音楽的なルーツが垣間見えます。
- ブリティッシュロックの特徴とも言えるる独特な「ウェット感」
- 彼らが作る曲の美しいメロディーやコード進行
- そしてシリアに住んでいたというVo.Gtの川上が歌う英語の歌詞と日本語の歌詞の絶妙なバランス
これらを総合すると…
ロックの王道だけれど、新しいサウンドでなおかつポップでキャッチー
という
ロックと歌謡曲が大好きな日本人とって
そしてテレビ局サイドからしても
いい事だらけな楽曲が作れる貴重なバンドだと言えるかもしれません
しかも…
4人全員細くてイケメンでキャラも立ってる
ときたら世の中の誰もが放っておかないですよね!
もちろん狙いすましてこのような状況になったわけではないでしょうが…
2001年のバンド結成から試行錯誤を繰り返してメンバーチェンジなどの苦難も乗り越えながら1つの完成系を作り上げることができたその努力のたまものであることは間違いありません!
まとめ
さて前項では軽々しい言葉で彼らを説明してしまいましたが、その演奏スキルや楽曲のクオリティの高さ。ファルセットからヘヴィーなフレーズまでを歌い上げる変幻自在のヴォーカル等
一朝一夕では決してできない15年ものバンド活動の裏付けがあります
だからこそバンド名が変わろうとその存在感は薄れることはなく、むしろ新たなステージへ上がったというような印象すら受けます。
自分の力を信じて継続して積み上げてきた音楽への愛情が何よりも多くのファンやスタッフの心に届く要因なのかもしれませんね。
筆者も同世代のミュージシャンとして、バンドマンとしてとても尊敬できる存在です。
2016年以降もますます彼らから目が離せません!