Rei(レイ)
ここ最近の「ギタ女」ブームもあり、ギターを手にして歌う女性シンガーソングライターの活躍がめざましい日本の音楽シーンですが…
その中でも一際異彩なオーラを放っているミュージシャンがいます!
その名は…
Rei(レイ)さんです
まだ幼さの残るそのルックスからは想像もできない彼女のギタープレイや歌声
一体どんな生い立ちで、どのような音楽に影響を受けたのでしょうか?
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プロフィールを紹介!影響を受けたミュージシャンは?
生年月日:1993年2月5日
出生地:兵庫県伊丹市
好きな色:青
好きなミュージシャン:Johnny Winter、 Blind Blake、JB Lenoir、Jeff Lang
特筆すべきは「好きなミュージシャン」の部分ですよね
Johnny Winter、 Blind Blakeって誰?
と思われた方が多いと思います
百聞は一見にしかず、こういう方達なんですね!
Johnny Winter
Blind Blake
細かい説明は抜きにしましょう!
そうです、ブルースギタリスト達なんです
うーむ、ショッキングなことですよね…
彼女は同年代の女性が夢中になっているようなアイドルやイケメンシンガーソングライターには目もくれずブルースギタリスト達に夢中なんです
これはもはや事件です
ブルースに影響を受けた彼女のギターやヴォーカルスタイルは日本の音楽シーンにおいては唯一無二!抜群の存在感を放っています
う、上手い… でもそれだけじゃないんです!
何が凄いって、このジャンルをチョイスして突き詰めているそのセンスですよね!
筆者のようなギター好きオヤジが大好きなブルージーな音楽
日本人が独特の解釈で演奏すると、どうしても地味〜な印象になってしまいがちなんですが
Reiさんが奏でる音楽はカッコいいんですよ!
使用ギター・機材は?
そんなReiさんの独特な感性を表現するためのツール(楽器)
一体どんなものを使用しているのでしょうか?
いやいや、これまたマニアックなのばっかり使っていますね
Gibson LG-2
Ricken backer 330
Fender duo sonic
それぞれ本人の所有している個体とカラーは違いますが、上記の機種を使いこなしています!
特筆すべきは彼女が使用しているアコースティックギターです
Gibsonのヴィンテージ LG-2
筆者も弾いたことがあるんですが、小さなボディを目一杯鳴らして出てくる枯れたサウンドはとても素晴らしかったのを覚えています
玄人目線で見ても「分かっているなー」というチョイスですね、しかも
強引にテレキャスのピックアップを搭載するという荒技まで駆使したかなりハイセンスなカスタムが施されているではありませんか⁉︎
ライブハウスなどで演奏することを考えた場合かなり理にかなった改造だと言えるでしょう!
ベースやドラムの大音量に負けることなく渋いサウンドを前面に出すことができるので、バンドアンサンブルとして考えた時にとても面白い組み合わせになるんでしょうね!
そりゃあんな渋いサウンドになるはずだわ
まとめ
彼女の音楽のルーツや使用機材はかなり「偏っている」と言えるでしょう
2000年代から主流となっているようなギターのフレーズはあまり使われていないし、サウンドメイキングも時代と逆行するような方向をひた走っています
ですが、彼女の音楽は「古く聴こえない」のです
懐古主義ではないということでしょう
ただ闇雲に古い時代の音楽を追求してコピーするのではなく
その良さを吸収しつつ自分のフィルターを通して全く新しい音楽として表現しているんだと思います
音楽リスナーの耳って、とても敏感だと思います
「何となく」新し目のサウンドだろうと思って音作りをしても、革新的なサウンドでない場合は感覚で「これは違うな」と見破られてしまいます
Reiさんの作る音楽は間違いなく新しいサウンドとして認められています!
本当に音楽が好きで好きで、良いものを作ろうとしている結果でしょう
きっとこれからもおっさん好みの渋いギターフレーズをちりばめつつも、キラキラ輝く新しい音楽を作り出していってくれるに違いありません!
これからの彼女の活動が楽しみですね!
最後まで読んでくださってありがとうございました!