打首獄門同好会
打首獄門同好会(うちくびごくもんどうこうかい)というバンドをご存知でしょうか?
何だかほのぼのとしたアーティスト写真ですよね!
ですが…
え?何だかバンド名、過激じゃない?ふざけてるの?
というリアクションがすぐに返ってきそうです…
しかし…
全然ふざけてません!
むしろ、しっかりとした音楽性を持って地に足をつけて活動しているラウドロックバンドだと言えます!
論より証拠、彼らのMVを見てみましょう
日本の米は世界一
うーむ、思わずお米が食べたくなっちゃいそうな素晴らしい曲ですね!
という安直な筆者の感想はさておき
- 歌詞のコミカルさ
- 演奏のタイトさ
- 楽曲の完成度
そして何よりラウドロックに影響を受けたその音楽性の高さ
がバンドの個性をより引き立てています!
生活密着型ラウドロック
だなんて自虐的に名乗ってますけれど
はっきり言って何から何までセンスの塊ですよ、この人達
ちょっとおちゃらけた雰囲気に包まれた、彼らのアーティスト魂を色々な角度から検証していきたいなと思います!
最後までお付き合いください!
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メンバープロフィールや代表曲は?
- ギター・ヴォーカル:大澤敦史 (左)
- ドラム:河本あす香 (右)
- ベース:JunKo (中央)
うーむ、この写真も真面目なんだかふざけてるのか分からないですね!
しかし…
彼らの代表曲を聴いてみれば納得の理由が分かります
デリシャスティック
私を二郎に連れてって
凄いですね!
何が凄いかって?
曲のタイトルをみれば一目瞭然のコミカルさを前面に押し出しつつ
タイトでラウドな演奏・その音楽性で、リスナーの印象を「カッコいい」という次元まで強引に持っていっているというその1点に尽きるでしょう
想像してみてください
こんなタイトルの曲をそこら辺のアマチュアバンドが演奏した場合
「何だかイタイよね… 必死だよね… ダサっ!」
と言われて無視されてしまうのがオチでしょう
でも打首獄門同好会はそう感じさせないセンスを持ち合わせているんです!
逆の意味でヤバいですよね
一般的に「ダサい」とされるものを「カッコいい」へ昇華させることができるなんてまるで神様みたいだななんて筆者は思うわけです
大袈裟かもしれませんが、誰にでもできることではないですよね
音楽的な技術やセンス、そして何よりメンバーの熱意に裏打ちされた確かなものがないとこうはなりませんからね!
ヘヴィーなサウンドを支える使用機材をチェック!
毎度おなじみ、使用機材の紹介時間がやってまいりました
生活密着型ラウドロックを自称している彼ら
ラウドロックに欠かせないもの…
それは…
重低音です
そしてその重低音を出すのに欠かせないのが
- 7弦ギター
- 5弦ベース
という楽器です
何のこっちゃ?という方のために解説しますと
普通のギター、ベースというのはそれぞれ
ギターは6弦、ベースは4弦というのが一般的です
しかし、よりヘヴィーな音を求めるミュージシャンのために、低音の弦を1本プラスしたギターやベースが開発されました
ギターボーカルの大澤が使用しているのは
selvaというブランドの7弦ギター
残念ながら市販されておらず、プロトタイプのような機種を手にいれてそれをずっと使用しているみたいです!
ベーシストJunkoの使用ベースは
これまた低音弦を1本プラスした5弦ベースです
どのメーカーの5弦ベースなのか、はっきりとした情報は得られなかったのですが
上記の画像よりヘッドのロゴを確認するとFenderのロゴが見えますね
Fenderって5弦ベース出してたんですね!
おそらく上記の機種だと思われますが
- どのラインナップ・シリーズなのか?
- Japanなのか?USAなのか?
詳細は特定できませんでした
Fenderの5弦ベースを選ぶっていうのはなかなか渋いチョイスですよね
そもそもFenderのジャズベを使おうというミュージシャンはオーソドックスなサウンドを求めて選ぶことが多いように思うんですが
彼女は全く新しいサウンドを求めていたのでしょうか
あえてFenderの5弦ベースを選んだみたいですね
5弦ならアイバニーズやシェクターの方が有名だと思うのですが、そこはブランドの信頼感やサウンドの方向性もあったのでしょう
まとめ
ここまで打首獄門同好会を検証してきたわけですが
最初は「フザけてるのかな?」なんて思わせておいて…
パッと曲を聴いたら「何だかカッコいいな」なんて思って…
掘り下げていくうちに「きっと活動自体を楽しんでいるんだろうな」なんて感じるようになりました
だって…
最新のアーティスト写真、これですよ(笑)
面白すぎでしょう!
筆者はね、とにかく笑いましたね
とあるフェスのHPをチラチラと見ていたんですがね、出演アーティストの中に
何やら漁船に乗っているアーティストがいるぞ!
と思ったんです
とにかく目を引きますよね、この写真!!!
これってとても大事なことだと思います
何千何百とバンドがいる音楽シーンの中で自分のバンドを他と差別化していかなければいけないわけですから!
漁船に乗って演奏している写真を撮ろうというそのセンスに脱帽です!
きっとこれからも
- 面白く
- 過激に
彼らなりの日常を切り取ってカッコいいサウンドに乗せて楽曲として発表していってくれるのかな?と考えたらかなりワクワクしてしまいますよね
筆者はこれからの彼らの活動が楽しみでなりません!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!