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ONE OK ROCK (ワンオクロック)
今や日本を代表するロックバンドに成長したONE OK ROCK
- 2005年に結成
- 2007年にメジャーデビュー
- 2010年には数々の大型フェスに出演し、日本武道館でワンマンライブ!
- 2012年には横浜アリーナ2days
- 2015年には海外レーベルと契約
絵に描いたようなサクセスストーリーですね!
バンドのプロフィールや経歴なんかは筆者が語るまでもなく周知の事実だと思われるので…
ギタリストである筆者がほぼ独断と偏見で…
ワンオクのサウンドメイキングの要とも言えるギタリストToruについて色々な角度から検証していこうと思います!
ギタリストToru そのルックスや雰囲気について
いやぁ、カッコいいですね!
ワンオクのギタリストはToru
最近の日本の音楽シーンにおいて「ロックバンド」という括りのグループはたくさん存在しているんですけれどアブナイ雰囲気のロックバンドやギタリストってなかなか見かけなくなってきたなと思っていたんです!
ですが…
ワンオクはアブナイ雰囲気満載ですよね
松本人志風に言うとデンジャラーな雰囲気満載です(笑)
こんなこと言うのもどうかと思いますが、ロックギタリストって「いい子ちゃん」なだけじゃダメだと思うんです!
- 素直に言うこと聞いて
- 世の中の決まりを守って
- 親の言いつけを守って
- 言われたことにちゃんと返事をして
確かにね、大事ですよ!
人として守るべきことは守らなきゃいけないんですけれどね…
でもね、想像してみてください
いい子ちゃんがステージでギター弾いて絵になりますか?
やっぱりワイルドでセクシーなギタリストの方が絵になると思いませんか?
「悪人になれ」ってことではないんです!
内から滲み出るオーラとでも言うんでしょうか?
ギタリストって独特の雰囲気を持っているんです!
そういう視点で考えるとToruはもう百点満点ですよね!
- アブナイ雰囲気満載
- 細身の長身
- 独特のオーラ
筆者も会ったことがあるわけじゃないんですけれど…
こういう「人が持っている雰囲気」って少なからず音に影響してくると思うんですよね!
歴代のロックギタリストを見てると
- 独特のオーラを持ってますし
- かなりヤンチャなことやってたりするし
- 場合によっては大悪党だったりするし(笑)
下の2人のギタリストをみ見てください!
キース・リチャーズ
山口富士雄
極端なことを言えば、こういう感じ!
写真を見ているだけでも「只者じゃないな!」
というのが伝わってきませんか?
- こういうギタリストがバンドにいるだけでバンドのカラーがガラッと変わってくるんです
- こういうギタリストが1ストロークすれば、それだけでバンドのサウンドが決定づけられることもあるんです!
いきなりの抽象的な話でしたが、それぐらいギタリストToruの持っている「雰囲気」はバンドのカラーに大きな影響を及ぼしていると言ってもいいでしょう!
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使用ギター・アンプを紹介
サウンドの要と言うからには、ステージに突っ立っているだけではいけません!
やっぱりギターをアンプに繋いでかき鳴らすわけなんですが、ただ弾けばいいってもんでもないですよね!
ギタリストってどこか職人気質がある人種ですから
トップバンドのギタリストともなれば機材にもこだわりまくっています!
使用ギター
主にギブソンのレスポールとPRSのギターを使用しているToru
Gibson Les paul Standard
Gibson Les paul Custom
Paul Reed Smith Custom24
Toruがよく使っているのが上記3タイプのギターです
いくつか特徴を挙げると
- ハムバッカー2発
- 中低音重視のワイルドなサウンドメイキングが可能
- バッキングもソロもどちらもいけちゃう万能型
というところでしょうか
- ワンオクは4人編成のバンド
- そしてヴォーカルがハンドマイクで歌うスタイル
なので、必然的にギターパートには音の厚さが求められます
ギタリストが2人いれば
- 片方はバッキングのために中低音重視のギター
- 片方はソロや上物を綺麗に弾くための高音重視のギター
という風に住み分けができるのですが
男一匹ギタリスト!の編成では
バッキングからソロまでありとあらゆるフレーズを弾きこなす必要があります!
なるべく広い音域をカバーするためにはシングルコイルのギターではなくハムバッカーがついているギターの方が効果的なんです!
使用アンプ
Marshall JVM410H
アンプヘッドは泣く子も黙るMarshallです
ロックギタリストのためのアンプ、定番中の定番です
定番中の定番のブランドが故に無数の機種が存在するMarshall
1chマスターボリュームなし!というような高倉健さんのような無骨で不器用な機種もあるんですが
何せワンオクは21世紀のロックバンド!時代に沿ったチョイスをしています!
このアンプは4ch使用でそれぞれに3モードのサウンドが用意されています!
アンプだけでかなり音を使い分けることができるでしょう
何故この機種を選んだのか?…
それはやはりワンオクのメンバーの編成や楽曲の多様さが関連してきます
ワンオクの楽曲って
- ヘヴィーなリフや
- キラキラと光るようなクリーンのアルペジオ
- 伸びやかなギターソロ
が随所で効果的に散りばめられています
表情豊かですよね⁉︎
これをToruは1人で担っているんですから、それはそれは多種多様なサウンドを作り出していく必要があるんです
なので
クリーンからクランチ、オーバードライブサウンドからディストーションサウンドまで
アンプのみで作り出すことができるようにこの機種をチョイスしたのではないかと考えられます!
その上で空間系のエフェクターやワーミーなどの飛び道具的なエフェクターを使ってまるで魔法使いみたいに色んな音を作り出しています!
Toruのワイルドなルックスや雰囲気からは想像もつかないぐらい計算されたサウンドメイキングだと言えるでしょう!
でも、そのギャップがまたたまらないですね!
あ、女子みたいな発言をしてしまいました…(笑)
ワイルドなルックスと計算されたサウンドメイキング
これこそがToruが生み出すワンオクサウンドの要なのです!
まとめ
色々な側面からワンオクのサウンドについて分析をしてきましたが
バンドって生き物ですから、色んな経験をしてきたメンバーの人生がそのまんま曲やサウンドに投影されていくものだと思うんです
ギタリストToruもそうですが
ヴォーカリストのTakaだってそれはそれは壮絶な道のりをこれまで歩んできました
(ジャニーズの某グループに在籍していたり、大物歌手の子供だったり)
でも全部乗り越えてきたんです!
だからでしょうか
- ワンオクのサウンドって嘘っぽくない!
- リアリティーがあります!
ガチで苦難を乗り越えてきた人は、ガチで素晴らしい音楽を生み出すことができると思います
ワンオクは最近では珍しいガチのロックバンドだと思います
(でも全然時代錯誤じゃないんですよね)
「カッコいいロックバンド」の条件って、実は普遍的なのかもしれませんね
いつの時代でもカッコいいバンドってカッコいいんです
ワンオクのこれからの活動も非常に楽しみですし
これからワンオクのように本物の音を出せるようなロックバンドが新たに出てきてくれることを願ってやみません!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!