The heavy (ザ・へヴィー)
突然ですが、少し前によく流れていたペプシコーラの「桃太郎シリーズ」のCMで使われているこの曲
Same ol
重厚感のあるストリングスを交えたリフ、聴きごたえありますよね!
CMで使われているので全編聴くことはあまりないかもしれませんが、この曲を演奏しているのはThe heavy (ザ・へヴィー) というイギリスのロックバンドなんです。
かなりイカついルックスですね!楽曲のイメージともピッタリだと思います。
メンバーは
- ケルビン・スワピー(vo.)
- ダン・テイラー(gt.)
- スペンサー・ペイジ(ba.)
- クリス・エルール(dr.)
の4人組、2007年に結成されました。
黒人のヴォーカリストということで一体どんなパフォーマンスをするのかと思えば、まるでソウルシンガーのようにバラードを歌い上げる時もあればヒップホップアーティストのようにステージを駆け回って観客を煽ったり
R&Bとロックを融合させたようなおもしろいバンドだと思います。
以下、The Heavyについてその魅力を追求していきたいと思います。
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The heavy の音楽性
The heavyの魅力語る上で欠かせないのはVo.スワピーの存在でしょう。
彼の歌にはソウルやR&Bのフィーリングがこれでもかと含まれているんですが骨太なサウンドの中で全然浮いていないんです!それどころかロックテイストの強いバックの演奏にオリジナリティが加わって面白い化学反応が起こっているように思います。
What Makes A Good Man?
冒頭で紹介したSame ol やこの曲もモータウンやスタックスを彷彿とさせるような重厚なリフを大胆に取り入れているけれど、ストリングスアレンジを加えたり歪んだベースサウンドを入れることによってThe heavyのオリジナルとも言えるようなサウンドに仕上がっています。
バックバンドはブラックスーツなのに、スワピーだけグレーのスーツにハットっていうところがまたニクいですよね!ソウルなの?ロックなの?どっちでもないけれどカッコイイ!
簡単に言うとこのバンドの魅力ってこういうところですよね。
Same olに関して言えばペプシのCMのテーマが「桃太郎」だということも加味されて演歌みたいなニュアンス(和風テイスト)も混じってより一層面白いサウンドに仕上がってますよね!
2014年 2016年、フジロックに出演!!
海外ではかなり認知されているThe heavyですが、日本ではこれからのブレイクが期待されるバンドの1つ
2014年のフジロックではメインのグリーンステージで中日のトップバッターを務め堂々のステージを披露してくれました。筆者もこのライブを見たんですけれど午前11時に演奏しているとは思えない
- 濃厚なグルーヴ
- 暑苦しいステージング
- バックコーラスとキーボードを交えた豪華なバンド編成
もうお腹いっぱいでした!
例えるなら、朝食にたっぷりのステーキがいきなり出てきたようなボリューム感でしたね
印象的だったのはどこのヒップホップアーティストだよ!と思わず突っ込みたくなりそうなスワピーの衣装とステージング。渋谷で見かけたら絶対に目を合わせたくないようなイカついファッションでした!
また目の覚めていないオーディエンスの度肝を抜くには十分すぎるほどの演奏でしたね!
そんなThe heavyですが、2016年もフジロックへの出演が決まっています。
さらなる進化を遂げたThe heavyのステージは必見でしょうね!
- ロックサウンドに磨きがかかるのか?
- ディープな世界観がさらに濃厚になるのか?
若いうちだけではなく、年齢を積み重ねてからも「アジ」が加わって面白い成長をしていきそうなバンドだと思います。
これからのThe heavyの活動が楽しみですね!