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WANIMA (ワニマ)
2010年に結成され、いかついそのルックスからは想像もできない良質のメロディと熱いメッセージがウリのバンドWANIMA (ワニマ)
最近じゃ売れに売れて全国のホールをツアーで回るぐらいビッグなバンドになりましたが、元々は日本のメロコアシーンの総本山とも言えるPIZZA OF DEATH RECORDS出身の叩き上げのバンド!
PIZZA OF DEATH自体、そもそもHi-StandardやHawaiian6のようなメロディアスなパンクバンドを多数輩出しているレーベルだけにWANIMAもその遺伝子をモロに受け継いでます
メジャーの音楽シーンのど真ん中に殴り込みをかけてきた本格派メロコアバンド
と言ったところでしょうね!
そんなWANIMAの使っている楽器・機材は、メロコアバンドらしいスペックを余すところなく備えた本格的なもの!売れたバンドだけに許される個性的なシグネイチャーモデルも使用しているようですね!
叩き上げのバンドならではの隙のないチョイスと、彼らのキャラクターをそのまま表現したようなド派手なルックスの使用機材をミュージシャンの目線で余すところなくお伝えしていこうと思います
最後までお付き合いくださいね!
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まずはメンバー紹介!鉄壁のスリーピース編成
ベースボーカル:KENTA(ケンタ)
- 本名:松本 健太(まつもと けんた)
- 誕生日:1988年4月13日
- 出身地:天草市出身
- 血液型:O型
と…ありきたりなプロフィール紹介になってしまいましたが
筆者が思う彼の最大の特徴は左利きのベースボーカルであること
え?それがどうしたって?
いやいや、左利きのベースボーカルと言えばあのポールマッカートニーと一緒なんですよ!
細かい理屈は置いといて左利きのベースボーカルというだけで、普通の人とは違う何かを持っていそうな気がしませんか?
リズム楽器であるベースを演奏しながら主旋律を歌うというのは音楽的にとっても難易度が高いんです!ベースはドラムに寄り添いながらバンドの演奏の土台を作っているわけなんですが、土台を構築しながら口は主旋律を歌っているわけですからギターボーカルよりはるかに難易度が高いんですよ!
こういう人達を見るといつも「脳みそ2つついているんじゃないか?」って思います
ギター:KO−SHIN(コーシン)
- 本名:西田 光真(にしだ こうしん)
- 誕生日:1989年3月30日
- 出身地:天草市出身
- 血液型:A型
ザ・メロコアギタリストです!と言わんばかりの風貌
見るからにパンクロック大好きなのが伝わってきます!
ネットでは彼が宮川大輔さんに似ていると話題になっていますが…
写真を並べてみると…
まぁ雰囲気だけは伝わってきますよね
自衛隊に入隊していたこともあるんですよ、彼!
ちょっと変わった経歴と、そのコミカルなルックスからは想像が出来ないぐらいタイトでハードなギターを聞かせてくれます!後ほどたっぷりと使用機材を紹介しますね!
ドラム:FUJI(フジ)
- 誕生日:1986年3月30日
- 本名:藤原 弘樹(ふじわら こうき)
- 出身地:熊本市出身
- 血液型:O型
長いヒゲといかついルックスが特徴のドラマー、フジくん
実はとってもオチャメ!
ブログにこんな自撮り写真をアップしてみたり
ドレッドヘアーなのに、笑顔でせんべい食べてみたり
大らかな性格が伝わってくるようです(実際はどうなんだろう?)
彼ってドラマーらしいドラマーだなという印象です!
こんな愉快な3人が集まっているからでしょうか
WANIMAの音楽ってお日様のようにキラキラと輝いているように聴こえます!
結局のところバンドって人間の集まりなので、メンバーの個性がそのまま音楽に反映されます!
明るい3人が集まれば明るい音楽が出来上がります!
そんなメンバーが、がっちりスクラムを組んでPIZZA OF DEATHレーベル直伝のグッドメロディを武器に、メロコアバンドのお約束とも言える3ピース編成!
もう、テッパン中のテッパンですね!
セオリー通り・テッパンのメロコアバンドの編成ですが、WANIMAが頭一つ抜け出ているのはやっぱりメンバーの人間性とチームワーク、そして音楽に対する熱い想いがあるからなんでしょう
タイトな演奏を支える使用機材を紹介!
底抜けに明るくて…
でも明るいだけではなく、音楽のルーツが楽曲から垣間見えるWANIMA
彼らを支える楽器達を紹介していきます!
ESP WANIMA KENTA 助平
出ました!天下のESPから出ているシグネイチャーモデルです!
もう、やりたい放題ですね!コレ
何せ「助平」なんて名前つけちゃってますからね(笑)
- ベース用のハムバッカーピックアップを2つ搭載
- ボディ材はホワイトアッシュ
- ネックはハードメイプル
もうバッキバキですね!高音から低音域までバッキバキでしょうね
サウンド的にはミュージックマンのスティングレイが近いでしょう
ベースのサウンドは基本的にあまり目立つ必要がないんですが…
何せKENTAさんはフロントマンだし、バンド編成が3ピースなので「ベースが担う音域が広い」ということからド派手なベースサウンドでも問題ない訳です。このベースによって作り出されるサウンドがWANIMAの音楽をさらに盛り上げてくれること間違いなしでしょう
GALLIEN-KRUEGERのアンプにくまモンのぬいぐるみまで設置されたステージ上
サウンド面からメンタル面までテンションが上がる要素満載ですね!
細かい理屈は置いといて、まずこのベース持ったらそれだけでテンションが上がるだろうし、弾いたらもっともっとテンションが上がるでしょうね
人間を元気にすることができるベースだと思います!
N-LP-’97 HONEY KEN
ギタリスト KO-SHINさんの使用ギターは…
はい、出ましたKEN YOKOYAMAのシグネイチャーモデルですね!
泣く子も黙る21世紀の日本が誇るギターヒーローのシグネイチャーモデルにしてメロコアギタリストであれば避けては通れぬ道!ナビゲーターのレスポールタイプ
これももう理屈じゃないんです
メロコアやるならこのギター!
何というか伝家の宝刀みたいなもんです。これを使えばそれっぽい音になるってことです。
- ブルースをやるならストラトキャスター
- ハードロックをやるならレスポール
- メタルをやるならジャクソンのVシェイプギター
というようにジャンルに適したギターってやっぱりあるんです
つまり…ナビゲーターのレスポールタイプを使えば、定番のメロコアサウンドを作り出すことができるということです!こういう言い方をすると否定的に捉えられることもあるんですが何せ先人達が積み上げてきた物事だけあって、やっぱり音に説得力があリます
個性云々言う前に形から入るのは決して悪いことではありません!
音楽的な土台があって、初めてその上に個性が乗っかってくるんですから!
ロクに演奏ができないうちに個性がどうのこうのと言って「奇怪な音」を出しているバンドをよく見かけますが、側から見ていると「単なる意味不明なジャンルのバンド」に見えてしまうという残念が事が多々あります
しっかりとした裏付けがあってこその個性ですからね!
まとめ
バンドメンバーの特徴や、使用機材を割とマジメに分析してきましたが
WANIMAの素晴らしい所って、基本に忠実なのに超個性的だという所なんですよね!
- 王道の3ピースバンドでありながら
- PIZZA OF DEATH出身のメロコアバンドでありながら
- 九州出身の熱いバンドマンでありながら
枠にとらわれることなく本当に個性的な音楽を生み出しています
同じことの繰り返しになりますが、メンバーの個性のぶつかり合いとチームワークが本当にうまく重なり合った結果唯一無二のWANIMAサウンドが生まれたんでしょう!
こうなってしまえば向かう所敵なし!後はどんどん新しい曲を生み出していけば、自然と良い曲となって結果に現れるはす!
バンドも
曲も
サウンドも
人間が生み出すもの
WANIMAって人間力に溢れているとても素敵なバンドなんですね!
最後まで読んでいただいてありがとうございました
いや、フジくんの機材紹介無いんかい