Keith Richards キース・リチャーズ
泣く子も黙るローリングストーンズのギタリスト、キースリチャーズ
今さらここで紹介するまでもありませんが半世紀以上に渡るそのキャリアから
- 数々のヒット曲を生み出し
- 数々の事件を起こし
- 数々の伝説を残してきた
まさにロック界のレジェンドと呼ぶにふさわしいギタリストですね
彼の残してきた音楽的な功績やら何やらをここで筆者が述べたところで、そんなことはこの数十年の間語りつくされているので…
キースリチャーズが残した数々のロックな名言をピックアップしていきます。
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キースの名言集
最近、皆「ロック」について話しているけれど
問題は「ロール」のことを忘れてしまっているということだ。
ロックンンロールについて言及した、あまりにも有名なキースの名言の1つですよね
当たり前のことなんだけれどハッとさせられるのは
一見何も考えていなさそうで音楽と真剣に向き合っているキースの発言だからと言えるでしょう。
この他にも「ロックンロールとスウィングジャズの関連」について語っていたりするキース、やはり何も考えていないわけではなさそうです。
プレイするのに必要なのは5本の弦と、3種の音と、指2本とケツの穴一つだけだ
キースの演奏スタイルを彼ならの言葉で表現した言葉ですね
テレキャスに5本の弦を張ってオープンチューニングにした上で、シンプルな3コードの楽曲(和音のことか?)を演奏するっていうことをキース流に言うとこんなカッコよくなるんですね!
この演奏スタイルがストーンズのヒット曲の骨組みとステージでのアクションを作っていると言って過言ではないでしょう!
弦を減らしてオープンチューニングにすることでストーンズの楽曲の持つ「響き」が構成されていることと、演奏が簡単にできるのでその分派手なステージアクションが出来るというメリットがあるのです
「ケツの穴一つ」っていうのは身一つということですかね?
理屈っぽく言うとつまらなくなってしまうんですが、キースが言うと魔法がかかったようにクールな響きになりますね!カッコいい
「俺達ゃみんな突き詰めればアフリカから来てるはずなんだ。俺達はただ北上して白くなっただけさ。
けどどんな人間だって、切って開いてみりゃ骨は白くて血は赤いだろ、な、どっか深い所で繋がってんだよ」
チャックベリーや黒人のブルースギタリストに影響を受けたキースならではの表現ですね!
ジョン・レノンはイマジンという楽曲で「肌の色は関係ねーだろ」…と歌ったけれど、キース流に言うとこんな感じになるようです。
「ロックンロールは上等のワインみたいなものさ。年を食えば食うほど味が良くなっていくんだ」
これは興味深い発言ですよね、数十年のキャリアがあって、なおかつ成功したキースだからこそこの表現ができるのでしょう!
(成功したことのない人は上等のワインなんてとても飲めないですからね…)
筆者も10年以上バンド活動をしているのですが、これからどういう成長をしていくか非常に楽しみにさせてくれる一言です。
「曲って不思議なもんで、向こうからこっちを選んでやって来るんだ」
ソングライターであるキースの作曲について言及した貴重な名言の一つです。
曲に限らずモノづくりをするときはとっても曖昧な感覚やひらめきがとても重要な要素の一つだと筆者は思います。
理屈をこねたような歌詞や曲は理屈っぽく、感情の赴くままに作った曲は人の感情を揺さぶったりするのでしょうか
答えのないクリエイティブなショービジネスの世界で半世紀以上も世界的な成功を収めてきたキースの言葉はシンプルですがとても深く考えさせられますよね!
まとめ
その発言の数々を見ていると理屈だけで音楽を語らず「曖昧さ」や「精神性」を重要視しているように思います。
音楽理論的にはシンプルなロックンロールですが、とても奥が深く面白い音楽ですよね!
いつかロックンロールの教科書ができるようなことがあればキースリチャーズの言葉がずらっとそこに掲載されることは間違いないでしょう!
70歳を過ぎたこれからも数々の「名言・迷言」が彼から発信されるのが今から楽しみですね!