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米津玄師(よねづ けんし)

米津玄師、あらゆるメディア、SNSなどで彼の名前を見ない日は無いのではないか?と言っても過言ではないでしょう!現在の音楽シーンにおいて、間違いなくその中心にいるアーティストです。筆者の様な旧型のミュージシャンとは一線を画している彼の生み出す音楽は何もかもが斬新です!

VOCALOIDクリエイター ハチとしてそのキャリアをスタートさせ、ライブハウスではなくインターネット上を主戦場として2012年にメジャーデビュー。2018年にリリースしたLemonはCDなどの売り上げとダウンロードの累計で250万セールスを記録するなど。その勢いは止まる所を知りません!

 

大ブレイクを果たした米津さん、2018年末の紅白歌合戦に出演し歌う姿をついにカメラに晒したわけですが…

今まで彼がメディアへの露出を控えていたのは楽曲で勝負したい!という強い思いがあったのでしょうね!それを裏付けるように、8歳になる筆者の息子が「何ていう曲か分からないけれど、この曲がすき〜!」と言ってLemonのサビ部分を寸分違わず歌ってみたり「パプリカっていう曲を今度クラスのみんなで歌うんだよ〜」なんて教えてくれたりするんです。

今時の小学生って情報量も多いしインターネットに全く抵抗がないので、米津さんのように素晴らしい楽曲を作れば小さな子供のファンを獲得することもできるんだな〜としみじみ感じていたわけなんですが…

 

何故、米津玄師の曲は子供をも魅了することができるんだろう?

って思いませんか?

 

恥ずかしながら、筆者は自分の息子に色々聞いてみました(笑)

8歳児の視点とミュージシャンとしての視点をミックスして米津玄師の世界に少しだけ足を踏み入れてみようと思います!

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米津玄師の曲は良質のJ-pop!斬新なメロディーライン

まず筆者が米津さんの曲を聴いた時に感じたのはとても面白いメロディーだなということです。低い音から高い音まで変幻自在に行ったり来たりする起伏に富んだメロディーラインが楽曲にスパイスを与えています。

カラオケで歌うの難しそうだな〜なんて思っていたのも束の間、家に帰れば8歳児が高らかに歌い上げているんだから難しいけれどとても歌いやすく出来ているんだな!ということが分かります。だけれど楽曲の展開やコードを見てみたら、これでもか!と言わんばかりの王道のJ-popなんですよ!

Aメロ ➡︎ Bメロ ➡︎ サビ

この並び、落ち着きますよね。日本人が和室に入ったら落ち着くあの感じです(笑)

1990年代に確立されたヒット曲の定理とも言えるこの並び、何だかんだこの王道パターンの曲って日本人の耳に馴染みやすいんだと思います。米津さんの楽曲が斬新に聴こえるのは彼の言葉を選ぶセンス。トラックを作る際のサウンドメイキング等いろんな要素が絡んでいますが、最大の要因はメロディーラインだと筆者は睨んでいます。

どの曲も切なく聴こえるのは何故?

そして彼の曲を聴いていると感じられる物悲しさ切なさが際立っているように思います。

何故でしょう?

どことなく和のテイストが入り混じった物悲しいサビのメロディライン。ポップでキャッチーでJ-popのお手本みたいなサビなんですが、サビの部分を際立たせるためにいろんなテクニックが楽曲の中に盛り込まれています。大ヒットしたLemonを例にとってみると、曲の始まりはマイナーコード(短調)というちょっと物悲しい響きのするコードで始まります。Bメロの中でもマイナーコードが幅を利かせているので、やっぱり全体的に物悲しい雰囲気になるんですね!

物悲しいAメロで始まって…

物悲しいBメロでさらに落として…

サビで大爆発します(笑)

サビではメジャーコード(長調)を基調とした明るく開けるようなコード進行で一気に羽ばたくように曲が進行していきます!

マイナー(Aメロ) ➡︎ マイナー(Bメロ) ➡︎ メジャー(サビ)

この展開を使った時のサビの爆発力は凄まじいですよ!

嫌でもサビが耳に残ります(笑)

こんな王道の展開なんですが、全体的に物悲しい雰囲気がキープされているのは米津さん独特のメロディーラインに加えて、ほんのちょっとだけ小難しいコードを味付けに使っているからです。サビはメジャーコードを基調としているのでAメロやBメロに比べるとちょっとだけ明るい雰囲気になっているような気がするんですが、やっぱり途中でどこか切ない気持ちになってしまいます(笑)

詩の内容にもよるんですが、サビの中に出てくるディミニッシュコードというヤツが明るい雰囲気に切なさのスパイスを程よくプラスしています。

もはや何が何だか分からなくなりそうですが、一言でまとめるならば

王道の中に、程よくさりげなく「切なさのスパイス」を入れる

って言うのは簡単ですが、こういった要素を楽曲に取り入れるのってなかなか難しいと思います。ですが曲の展開やコード進行だけであれば曲作りの際に参考にしてみるのはとても良いことだと筆者は思いますよ!

曲作りって本当に面白いですから!ぜひチャレンジしてみてください

まとめ

Lemon

さてさて、前項までを読んでみた上で大ヒット曲Lemonを聴いてみてください!今までさりげなく聴いていた曲がいつもとは違った感じに聴こえてきたなら8歳児を虜にできるその日も近いかもしれません(笑)

子供の印象にも残るようなサビ

そのサビに至るまでのAメロやBメロ

曲の全体的な印象を決める、コードの響きや言葉のチョイス

そして何よりもその楽曲に対する「深い思い入れ」が曲を輝かせるための何よりの要素だと筆者は思います(結局精神論かよ!というツッコミが聞こえてきそうですが…)

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました!



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