2018年に突如として日本の音楽シーンに現れた謎のバンド、その名も
カーリングシトーンズ
何だ何だ?また面白いバンドが出てきたのかな?とネットで調べてみたら、大物ミュージシャン達がゾロゾロと集まって何やら面白いことをやっているじゃありませんか
まずバンド名見て「あぁ、あのバンドのパロディね」と思った筆者、あのバンドとはもちろんイギリスが誇るビートルズと並ぶロックンロールレジェンド…
ローリングストーンズです
とりあえず語感をストーンズに合わせよっか!みたいなノリでバンド名を決めたんでしょうが、まさか日本のミュージシャンがバンド名をパロって音楽活動してるなんて、ストーンズのメンバーは微塵も知らないんでしょうね!
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バンド名だけじゃない!各所に見られるリスペクト
バンド名がストーンズのオマージュだという事が分かったのですが、じゃあ中身はどんなんだろう?と思ってリリースの情報なんかを見ていると…
ん?何々…?
氷上のならず者?
しかもジャケット写真はギャング風な出立のメンバー
「ならず者」を表現したんでしょうが…それにしても今時「ならず者」なんて言葉あまり使いませんよね(笑)何故この言葉をチョイスしたのか?ストーンズファンの方ならすぐにピンと来るでしょう
実は…
メインストリートのならず者(Exile on Main St.の邦題)っていうストーンズのアルバムがあるんですよ!
メインストリートのならず者
ここまでストーンズに寄せてくるって…
絶対にノリでやってるな!
って感じですね(笑)まぁ、それもこのバンドの魅力の1つだとは思うのですが
随所に見られるこだわりと遊び心
ストーンズへのリスペクトなのかそれとも単なる遊び心からなのか、いい歳したバンドマンが楽しんでやってるこのバンド、とりあえず居酒屋でバンド名決めてアルバムのタイトルもそれに寄せただけだと思っていたんですが…
いやいや、そうじゃないんです!
デビューシングルのスベり知らずシラズという曲を聴いてみると…アレンジから音作りまで、めっちゃストーンズを意識して作ってあるんですよ
スベり知らずシラズ
コレを聴いたその後に、ローリングストーンズの代表曲の1つジャンピン・ジャック・フラッシュを聴いてみてください
ジャンピン・ジャック・フラッシュ
ジャンピン・ジャック・フラッシュのリフが始まる前のワントゥッ!!!!っていうミックジャガーの魂の叫び
しっかりとマネされていますよね
しかも何か所も!(笑)
はっきり言って本当にどうでもいい部分なのかもしれませんが、このシャウト1つでジャンピン・ジャック・フラッシュだな!って分かっちゃいますもんね!メロディもコード進行もリフも全然違うんだけれど、こういうツボを抑えることによってリスナーのハートを掴んでしまうあたり、やっぱり歴戦の強者だよな〜なんて思います
もぐもぐタイムも忘れてません
ストーンズのことにばかり目がいってしまってたのですが、もう1つ忘れてはいけないのは、本当か嘘かは分かりませんがこのバンドは全員カーリング経験者によって結成されているという事実です(笑)
平昌オリンピックで一躍脚光を浴びたカーリング日本代表チーム
メディアで紹介されまくったこのもぐもぐタイム
カーリングシトーンズの面々もしっかりとやってますから!(笑)
何?この「とってつけた感!」(笑)
カーリング日本代表チームはイチゴを食べていましたが、カーリングシトーンズの面々は日本昔ばなしに出てきそうな山盛りの白ゴハンを頬張っています(笑)
MVの途中でこのシーンを見る事ができるんですが、途中口にご飯を頬張りすぎて歌えていないメンバーもチラホラ…当て振りでMV撮影してるのバレバレなんですがそんなのお構いなし(笑)さすが大物ならでの貫禄です
まとめ
いやいや、ここまでこだわってふざけているバンドってなかなかないですよね(笑)でもふざけているだけではなくて、ローリングストーンズの演奏の雰囲気をマネしてみたり、言葉遊びをしつつ詞を書いたり、そうやって曲を作るのってめちゃくちゃ高等な技術が必要だと思うんですよね
1960年代当時のバンドサウンドを再現するための知識はもちろんのこと、それを現代風にアレンジしつつ遊び心も取り入れるだなんて、言葉では簡単に言えるけれど実際にやれと言われたらできる気がしません(笑)
そんなところも含めてトップミュージシャン達の最高の道楽バンドとも言えるかもしれないカーリングシトーンズ
今後、一体どういう活動をしていくんでしょうね?(笑)
是非ともネタ切れにならないことを祈っている筆者です!と、いうのもこのバンド本当に素晴らしいな!と思うからなんですけれどね!