sanabagun (サナバガン)
火花と煙の中を何やらイカつい男性8人がのしのし歩いていますね!
彼らはsanabagun(サナバガン)という8人組バンド、渋谷でストリートライブを定期的に行い独自の音楽を追求してきた叩き上げの猛者たちなんです
2015年にメジャーデビューを果たしこれからの活躍が楽しみな彼ら
音楽的なルーツやメンバーについて紹介していこうと思います。
メンバー紹介
- VO. 高岩 遼
- MC 岩間 俊樹
- TP. 高橋 紘一
- SAX 谷本 大河
- KEY. 桜打 泰平
- GT. 隅垣 元佐
- BA. 小杉 隼太
- DR. 沢村 一平
から成る8人組
このイカついルックスと貫禄からは想像できませんが
メンバー全員平成生まれ
そして…
渋谷のストリート育ち
と表現できるかもしれません!
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音楽性・ライブパフォーマンスは?
彼らは渋谷でのストリートライブからのし上がってきたバンドです
一般的にストリートライブと言うと
街行く人に足を止めて聴いてもらえるように、耳慣れたPOPSのカヴァーやオリジナル曲でも歌ものでメロディーのある曲を演奏しているアーティストが多いように思います。
しかし
SANABAGUNはそんな中でも異彩を放っていました
渋谷という街の雰囲気にもどこかマッチしているように思うのですが
ジャジーなバンドの演奏に合わせ、VOとMCという2人のフロントマンが道行く人を煽りまくり、明らかにヒップホップに影響を受けたと思われる攻撃的な歌詞やラップを叩みかけるように浴びせたのです。
一言で言い表すと、渋谷の真ん中で世の中をディスっていたわけですね!
これが新橋ならサラリーマンから「うるせーんだよ!」と迷惑がられる結果になったかもしれませんが、いかんせん渋谷
悪そうな人達がいつもうろちょろしてますもんね!
ヒップホップに影響を受けた攻撃的な歌詞・ラップ
ジャズ等に裏打ちされた確かな音楽性と演奏力
そして筆者が凄いなと感じたのは
これらの音楽性からにじみ出る自分たちの良い部分を一番輝かせることができる渋谷のストリートという場所を選んで活動をしていた所
これに尽きるでしょう
圧倒的なセルフプロデュース力
この映像を見てください!
メジャー調印式の映像です(実際そんなのあるわけない)
こんな映像を作ってしまう所に彼らのセルフプロデュース力を感じます!
一昔前のCDバブルの頃とは違って、メジャーに上がれば莫大な広告費を使ってレコード会社が大々的にアーティストを売り出すという時代はもはや過去の出来事となりました。
音楽のジャンルも多岐にわたりリスナーも多種多様な音楽を求めるようになった現在の音楽シーンで生き抜くためには他のバンドとの差別化が必須だと言えるでしょう
戦いの場をメジャーの舞台に移したSANABAGUN、このような遊び心も彼らの魅力の1つですよね!
まとめ
彼らの音楽や活動、言動からは常に「反体制」とも取れるようなエネルギーに満ちているように思います。
筆者がSANABAGUNを見ていて感じたのは
若い頃愛読していた矢沢永吉さんの「成り上がり」のスピリット
この本って今も変わらず音楽で世の中を変えてやろうという、はっきり言って「勘違いヤロー」と思われても仕方がないようなバンドマン達のバイブルだと思うんです。
そんなスピリットがSANABAGUNからは感じられるんですよね!
- 聴きやすいメロディー
- 皆が共感できる歌詞
- 万人ウケするファッション、髪型
そんなの関係ないし、言いたいこと言って成り上がってやるし
こういう姿勢って音楽にそのまま現れますよね!
久々にメジャーシーンにトガったバンドが出てきたなと筆者は内心嬉しく思っています。これからも世間と日本の音楽シーンに中指立てて突き進んでくれることを期待してやみません。