Contents
TRIAD(トライアド)
TRIAD(トライアド)というレーベルをご存知でしょうか?
日本コロムビアというレコード会社の中の1レーベルなんですが
1990年代にはロックの名門として一世を風靡して、当時中高生だった筆者でもレーベル名を知っているぐらい数々の有名なバンドを世に送り出してきました。
筆者は大学生の頃、CDショップでアルバイトをしていたことがあります。
自分の好きな音楽・アーティストには当然目が行くのですが、気になるアーティストにはとある共通点があることに気づいたのです
自分が好きになる複数のアーティストが同じレコード会社の同じレーベルからCDを出していることがとても多かったのです
やはりレーベルを運営しているのも人間なので当然趣味嗜好というのがあります。
そういった中で同じような感性を持ったアーティストが1つのレーベルに集まるというのはなんら不思議なことではありません
TRIADというレーベルには一体どんなアーティストが所属して、どんな特徴があったのか?ということを掘り下げていってみようと思います
スポンサードリンク
所属していたアーティスト
数えくれないぐらいの素敵なアーティストがTRIADには所属していたのですが、その中の幾つかのアーティストをピックアップして紹介しようと思います
THE YELLOW MONKEY
まずはやはりイエモンでしょう
1996年に移籍するまで数々の名作をTRIADから世に送り出してきました。CDジャケットのデザインは音楽性をそのまま表したようなカッコいいジャケットばかりだったのを覚えています
筆者は3rd Album Smile でロックの洗礼を受けました!
イエモン初期の勢いをそのままにアーティスティックな作品からポップ寄りなものまで幅広くリリースされていました
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
90年代の日本を代表するロックバンドの1つと言っても過言ではないミッシェルもTRIAD出身です。
デビュー曲「世界の終わり」は今でも色あせない名曲ですよね!
バンドのカラーからコンセプト、歌詞の細部に至るまでバンドの個性がぎっしり詰まっているように思います。
こういうバンドが世に出られるのも個性的なレーベルが存在するからだといえるでしょう
ピチカート・ファイブ
海外でも評価の高かったピチカートファイブもTRIADに在籍していました。
渋谷系の旗手として当時の流行を先取りしていた彼らの音源もリリースしていたことを考えると、時代の流れを作るようなパワーを持ったアーティストが在籍していたんだなと感慨深く思います
THE COLLECTORS
日本のモッズシーンを牽引していたコレクターズ!
「モッズ」文化を日本に知らしめた第一人者と言ってもいいかもしれませんね
ロックでポップで尖った彼らの楽曲は今聴いてもとても新鮮です。
こうやって所属していたアーティストを眺めていると、日本のロックシーンを彩ってきたアーティストばかり
どのバンドもそれぞれにこだわりや自己主張がとても強かったはずです!そんなアーティストを受け入れそれぞれのカラーを存分に出していたTRIADというレーベルはとても懐の深いレーベルだったのかもしれません
2015年に復活、これからに期待!
2007年に1度幕を閉じてしまったTRIADですが、2015年YELLOW MONKEYのヴォーカリストだった吉井和哉が移籍を発表するタイミングでついに復活を遂げました。
新たなバンドもメジャーデビューし、早くも新生TRIADのカラーが作られています
多種多様なジャンル・カテゴリーがひしめく21世紀の音楽シーンに1石を投じる存在となれるかどうか!
これからのTRIADレーベルの動向から目が離せません!