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KLON CENTAUR

ギタリストであれば誰しもが必ず使うであろう「オーバードライブなどの歪みエフェクター」

BOSSのOD-1アイバニーズのTUBE SCREAMERなど時代と共に数々の名器が登場してギタリストと共にその時代のサウンドを作り上げてきました。

1994年にKLON社からCENTAUR(ケンタウルス)というペダルが発売され、瞬く間にそのサウンドはギタリストの間で広く知れ渡ることになりました。現在では生産中止となったため購入することはできないのですが、市場に中古品が出回れば

「何でこんなに高いんだよ!」

と言いたくなるような高値で取引されています。

さらに驚くべきはケンタウルスの後継機種となるようなエフェクターが各社から開発され、いわゆる「ケンタウルス系」とも言える一つの歪みのカテゴリーにまで発展しつつある。そんなエフェクターなんです。

筆者も実際にケンタウルスを所持して10年以上使用し続けていますが、もはやサウンドメイキングの要となってLIVEやレコーディングで欠かせない存在となっています。

ケンタウルスの歴史・種類

このケンタウルスというエフェクターですが、1994年に発表されてから2009年に生産中止となるまで、時期によって色やデザインが異なっています。

それぞれサウンドも異なっていて、現在の中古市場での価格もその特徴や固体数に応じて変動します。

大まかに分類すると4つの時期に分けることができるのでここで紹介します

絵あり(ロングテール)

スクリーンショット 2016-03-09 8.59.33

最初期のモデルですね、絵柄が大きく尻尾が上がっているのが特徴です。もっともレアなので価格は中古でも20〜30万円近くします。

絵あり(絵が小さい、尻尾が下がっている)

スクリーンショット 2016-03-09 9.17.03

その後、マイナーチェンジが施されボディの色がゴールドに変化してケンタウルスの絵柄が少し変わります。尻尾が下がっているのでそこで見分けると良いでしょう。

絵なし、ゴールド

スクリーンショット 2016-03-09 9.19.21

さらに年代が新しくなるにつれて今度は絵が無いモデルが発表されます。色はゴールドのままですが、サウンドにも変化が現れてきます。

中古価格も10万〜20万円ぐらいですね。

絵なし、シルバー

スクリーンショット 2016-03-09 9.18.33

最終的に色はシルバーになります。絵柄もなく生産中止前はこの形で販売されていました。価格も1番求めやすいでしょう(それでも10万円以上するケースが多いですが)

その他にもシルバーで絵入りの固体も存在しますが、年代順で大まかに分けるとこの4つの時期で考えるとよいでしょう。

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特徴・使い方について

ケンタウルスはよくKING OF OVERDRIVEなんて言われたりしています。つまりはオーバードライブなんですね。

歪みエフェクターとしてサウンドのキャラクターを作るために使用するというのが一般的な使い方です。この場合ザラザラとした温かみのあるオーバードライブサウンドを得られるという特徴があります。

最近主流になりつつあるハイエンド系の歪みエフェクターが出てくる前に発売されていた機種なので研ぎ澄まされたクリアーな音質になるわけではなくトゥルーバイパスになっているわけでもありません。どこかアナログ感のある音質が特徴だと言えるでしょうね!

「じゃあ何でそんな高いんだよ!何が伝説なんだよ!」という声が聞こえてきそうですが

ケンタウルスの凄い所は一般的な歪みエフェクターとして使う以外に大きな効果を得られる他の使い方がたくさん存在するからだと言えるでしょう。

その実例を幾つか紹介すると

ブースターとして使用

ライブで音作りをする時、まずはアンプでクランチサウンドを作った上で、曲の盛り上がる部分やソロ部分で音量を上げたり音を際立たせる際に歪みエフェクターをブースターとして使用するという手法がありますが

ケンタウルスをブースターとして使用すると、他のエフェクターとは比べ物にならないくらいより明確に音量を上げたり、音をバンドサウンドに埋もれないように際立たせることができるんです。

これはケンタウルスの中低音域を飛躍的にジャンプアップさせることができる」という特徴を生かした使い方なんですが、ライブでギターの音を強調したい時・ソロでよりパワフルなサウンドを出したい時にとても有効だと言えるでしょう。

ただ、ギタリストによってはケンタウルス特有のこの効果・サウンドが苦手な人もいます。好き嫌いはありますがケンタウルスサウンドが苦手な人でなければとても大きな効果を得られる使い方の1つですね!

レコーディングでプリアンプ的に使用

ケンタウルスがプロのギタリストに使われ続けている大きな理由としてレコーディングで大きな効果を得られる使い方がたくさんあると言えます。

色々な現場で様々なギタリストのエフェクターボードを見てきたのですが、ほぼ必ずケンタウルスが入っているんです。

レコーディングで音作りをする際

  • 「いまいちギターの音にパンチがない」
  • 「音の線が細くて存在感がない」
  • 「音の伸びがなくて弾いていて気持ちよくない」

といったようにミュージシャンは抽象的な表現でワガママを言いまくるというとても困った特徴を持った生き物なんです。

そんな時に「じゃあケンタウルス繋いでみるか!」ということでもう1度音を出してみるとあら不思議「細かい理屈は分からないけれどカッコイイ音になったね!」と周りを納得させられる説得力を持った音を作り出すことができるんです。

筆者もギタリストなので、エンジニアさんのように音についての理論的な知識は無いのですが

ケンタウルスをギターとアンプの間に繋いでプリアンプのように使うことによって使用するアンプの良い部分を引き出した上、前述したケンタウルスサウンドをプラスして独特のサウンドを作り出すことができるようになるんです。

ギターの持っている「美味しい音域」を綺麗にコーティングして増幅させるようなイメージなのですが、実際にマイクを通して聴いてみるととても豪華な音に様変わりするような印象です。

好き嫌いがあるのでこの「ゴージャス感」が苦手な人には向いていないと思いますが、筆者が思うにギターは派手な楽器なのでゴージャスなサウンドはとても万人受けするのではないかと考えています。

まとめ

代表的なケンタウルスの種類や使い方をいくつか紹介してきましたが、筆者が知らないような使い方もたくさんあるはずですしエフェクターという物に関しては本当にその可能性は無限大なんです。

ケンタウルスがこれだけ支持されているのはその個性の強さ故だと思います。

筆者もこの暴れ馬のようなエフェクターを手にしてから10年以上経っていますが、まだまだその可能性を探ったり能力に感心させられたりという段階だと思っています。

高価なエフェクターではありますが、長年使い続けられるという部分は保証できますのでもし手にする機会があれば是非とも色々な可能性を模索してみてくださいね!



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