ルーパーって聞いたことありますか?
ギターをやっている人であれば「ああ、あれか!」って何となくイメージが湧くかと思うんですけれども、そうでない人の為に説明していきましょう
英単語で書くと分かりやすいのですが
LOOPER
って書くんです!
一言で言うなら「音をループさせるエフェクター」というのが分かりやすいかもしれません。
音をループさせたからどうなるの?ディレイとどう違うの?という声が聞こえてきそうですがそこんとこちょいと解説しながらおすすめ機種なんか紹介してみようと思います!
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ルーパーを使うとこんなことが出来ます!
まずはこの動画をご覧ください!
KT Tunstallていうアーティストなんですけれど、この曲が映画のテーマに抜擢されてブレイクしたわけなんですが、バンドで演奏する時もあるけれどこうやってアコースティックギター1本持って演奏する時にルーパーを使ってハンドクラップやパーカッション的な音をループさせてバックトラックを作っちゃったんですよね。
まるでリズムマシンを使っているようにパーカッション的なサウンドがループしているので1人で演奏しているのにちょっとしたリズムアンサンブルを作り出すことができちゃうんです!
ギターに特化したペダルエフェクターが登場
さっき紹介したKT Tunstallさんは、マイクからPAシステムを通してルーパーを使っていたと思われるんだけれど最近は簡単に使えるギターに特化したペダル型のルーパーなんかも出てきてましてね、普通にエフェクターを繋ぐようにギターからルーパー、ルーパーからアンプって感じで繋いで使ってるアーティストをよく見かけます。
もうここまで極めたらバックバンドなんていらないですよね!ルーパーを使った演奏自体が1つのジャンルにまでなり得る時代になってきたのかなという印象を受けます!
では、実際にどんな機種が世の中に出回っているんでしょうか?
BOSS RC-1
もう迷わせない。“ルーパー”始めるならBOSSなんていうキャッチフレーズまで作ってルーパーを売り出している天下のBOSS
押しも押されぬエフェクター界のドンですからね!BOSSから出ていない種類のエフェクターなんてあるのかな?というぐらいどんなエフェクターも押さえているBOSSのルーパーRC-1
お馴染みBOSSの外観に、ツマミが1つとループのインジケーターが1つというとてもシンプルな作りで、ステレオインとアウトがついているのが特徴です。
12分という長時間ループ録音できるのと、ギターだけではなくステレオインとアウトがついているのでシンセサイザーなんかを繋いでもOKという、何とも使い勝手の良いルーパーに仕上がってます。
操作性もシンプルでお値段も2万円しないんですから、ルーパー初心者でも扱いやすく他の楽器で応用したい時に試すこともできちゃうし、ディレイやコーラスなんかをステレオで入出力したいなと思った時も有効かもしれませんね!
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迷った時はBOSS選んどけば間違いない!というのはあながち嘘ではないかもしれませんね
tc electronic ディトー・ルーパー

ほんで次に紹介するのは、ちょっと玄人肌のギタリストに人気のtc electronicからリリースされてるディトー・ルーパー
見てもらえれば分かるんだけれど、最近流行ってる小さいエフェクターのサイズなんですよね!めちゃコンパクトなボディにレベルのツマミと操作するスイッチが1つ、さらにはインプットとアウトプットが1つずつ!
もう男らしいったらありゃしないね!
多機能なルーパーも世の中にはたくさん出回っているんだけれど、筆者みたいな直感型のギタリストにはこういうシンプルなエフェクターが本当に合っているんですよ。多機能エフェクターって使いこなせればそれはそれは物凄いことができるんですけれど、分厚い説明書を読んでありとあらゆる機能を覚えたとしても、実際それをライブで使おうと思ったら使えませんでした…みたいな事が往々にしてあるんですよ。
その点、BOSSもそうだけれどこういうシンプルなエフェクターは本当に必要最低限の機能で操作性重視の設計になっているし、だからと言って天下のtc electronicが音質や性能という点で手を抜くわけないし。トゥルーバイパス仕様で音質は折り紙付き!5分のループタイムでたっぷり1曲分ぐらいはループトラックを作る事ができます
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筆者みたいな不器用なギタリストでも本当に使いやすいペダルだと思いますよ!
まとめ
本当にほんの少しだけルーパーについて紹介してみたんですが
そもそもルーパーって多機能ディレイの中に付属機能みたいに付いていたのが始まりだったんだけれど、その機能を使ってギタリストが面白い演奏方法を開発した事によって生まれたエフェクターだと思うんですよね!
だから使い方も千差万別・十人十色で決まった使い方なんてないと思うんですよ
生かすも殺すもギタリスト次第!
みたいな所あると思うんですが、そう構えずに面白いなと思ったら遊び半分でシステムの中に取り入れてみれば意外な所で使えたりするかもしれない本当に役に立つエフェクターだと思います。
バンドじゃなくても、アンサンブルを作り出せるから1人での演奏の可能性も無限大に広がります!
つまり
ギター演奏のYoutube動画なんか作ろうと思った時にアイデア次第で本当に面白い動画が作れちゃったりするかもしれませんね!
兎にも角にも歴史が浅く、これからもいろんな機能を持ったルーパーが世の中に出てくるかもしれません!そうなったらまた新しいギターの可能性が広がる事になるんだろうなと筆者は思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!