先日、筆者の住んでいる富山に「伝説のすた丼屋」がオープンしたという噂を聞きつけ早速食べに行ってきました。
関東圏にお住まいの方であればご存知の方も多いかもしれませんが、すた丼とは東京の国立発祥のB級グルメの決定版!とも言える食文化なんです。
何故ギタリストである筆者がこんなにアツく語っているかと言うと、バンドのツアーで日本全国を回っていました際に全国各地の食べ物をいろいろ食べて回ったと言う経験がありまして
そんな中でも当時まだまだマイナーだった「すた丼」の美味しさに
「な、なんじゃこりゃー!!」とビックリしたのを覚えています(10年前ぐらいだったかなー)
今や日本全国に広まりつつあるすた丼のルーツに迫って「これでもか!」というくらい紹介していこうと思います!
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東京国立発B級グルメの決定版
そもそもすた丼って何なのかということをなるべくシンプルに言葉で表現するならば
にんにく醤油ダレで炒めたたっぷりの豚肉を大盛りのご飯の上にドカンと乗せて、そして生卵をその上に乗せて食べる丼ぶり
なんです!
シンプルかつスタミナ・ボリューム満点。
繊細な料理とはまた違ったB級グルメの魅力が集約されたようなメニューなんです。
東京の国立が発祥の地で、昭和47年に「サッポロラーメン国立店」で生み出されたのが元祖だそうです。当初は西東京の3店舗のみだったのですが「元祖のオヤジ」が他界された後、お弟子さんによってチェーン店化され今や全国津々浦々に店舗があります。
筆者もその恩恵を受けている1人ということになりますね!
すた丼の魅力について徹底分析!
ここからはすた丼の魅力について筆者の独断と偏見も交えながら分析していこうと思います。
初めてすた丼を食べたのは東京「高田馬場」でした。言わずと知れた学生の街ですよね!
前述した通り、シンプルかつスタミナ・ボリューム満点な上に
お値段も非常に安いんです!
ここまで書けば分かりますよね?お金のないバンドマン・学生さんにはもってこいのメニューなんです。筆者もツアーで東京に帰ってきて家路につく前に同行していた東京出身のベーシストに
「美味しい物食べにいこう!腹減ったしガッツリ食べようぜ」
と言って連れて行ってもらったのがきっかけですっかりその虜になってしまいました。
さらにその独特の味付けが他には無いのでついついまた行きたくなってしまうという中毒性を秘めています!(夜中に何度独りで高田馬場に食べにいったか…)
あえて欠点・デメリットをあげるとすればやはり「ニンニク臭」でしょう。
すた丼を食べた後、深夜のリハーサルスタジオに行ったことがあるのですがメンバー全員から
「オマエの体中からニンニクの臭いがする!何食ったんだ!」とつっこまれたことがあります…が
すた丼のおかげで長く辛い深夜のスタジオリハーサルを乗り越えてこられたということもまた事実です。
伝説のすた丼屋のメニューは?女性向けもある?
さて、ここまではすた丼について説明してきましたが
全国でチェーン展開している「伝説のすた丼屋」ではメインとなるすた丼以外にも豊富なメニューがあります
- すた丼
- 生姜丼
- 塩すた丼
- ピー辛丼
等の丼ぶりメニューから
- すたみなライス
- 生姜ライス
- 塩すたライス
- 豚しゃぶライス
等、上記の丼ぶりメニューをライス別、みそ汁付きで味わえるメニュー
- 油そば
- カレー
- 餃子
- サラダ
等の別メニューまで様々なメニューがあります。
中でもオススメは「豚しゃぶライス」でしょう。
伝説のすた丼屋に通っていると、たまにあっさりしたメニューも食べたくなることがあるのですがその欲求を十二分に満たしてくれるのがこの「豚しゃぶライス」です。
伝説のすた丼屋が選んだ品質の高い豚肉を2種類のタレでいただくわけなんですが、こってりのすた丼とは対照的な美味しさがあります。
また女性向けに「ミニすた丼」というメニューもありますので、量があまり食べられない女性や、小柄な男性でもすた丼の魅力を存分に味わうことができます
ミニと言ってもこれくらいのサイズがあるので(右側がミニ)
大手牛丼チェーン店の並盛りかそれ以上はあるかもしれませんね!
Let’s すた丼!
国立の小さなお店から始まったすた丼ですが、今や全国にその味が広まりつつあります。
インターネットで「すた丼」と検索したりするとレシピサイトにその作り方なんかも掲載されているみたいですね
一過性のブームで終わることなく、単なるファーストフードの1つとしてとらえられることもなく
ジワジワと食文化の1つとしてメジャーになっていくのかもしれませんね!
筆者がお勧めしたい東京発のすた丼!是非とも1度ご賞味あれ!