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中井卓大(なかい たくひろ)とは?

2003年10月24日生まれ 日本 滋賀県出身

幼少の頃から足元に吸い付くようなドリブルを見せ

「滋賀にすごい子供がいるぞ!」と噂になっていた中井くん

ご存知のように現在はレアル・マドリードの下部組織で8番を背負いPIPI(ピピ)の愛称で呼ばれており、トップ下・セントラルMFとしてプレーしている。

現在の状況は?

現在の中井くんの立ち位置は下部組織とはいえ、我々がチャンピオンズリーグなどでよく目にする超スター軍団のあのチームから想像以上に遠いところにいる。

クリスティアーノ・ロナウド(現在はユベントスへ移籍)やギャレス・ベイルが所属するあの白いユニフォームのトップチームが頂点でありその下にBチームであるカスティージャ、その下にさらに年齢毎の育成世代別チームが存在する。

中井くんの現在の所属は14歳までのインファンティル

その上にカデーテフベニールと20歳までに後2つの育成の壁を超えた上にさらにBチームからトップチームに上がらなければならない。各育成世代の終わりまでに結果を出せなかった場合はチームを去ることになる。そのあとは自らで所属先を見出さなければならない。そして中井くんはもうすぐカデーテへの昇格の是非を問われるという状況にある。

果たして中井くんは生き残れるのだろうか?

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ただドリブルが上手いだけの選手ではなくなっていた!

最近ではYouTubeに中井くんのプレーする試合の動画が上がることも増えて来て、プレーしている様子を見ることができるようになった。ダイジェストを見るだけでもますます技術の熟成が進んでいるようだ。子供の頃は不気味なくらいドリブルの上手な子だったが、試合の動画を見るとプレーに驚くほどの深みが出て来ていた。

足元の技術があるのはレアルほどのチームでは当たり前に要求されるスキルだが、懐の深いボールキープと広い視野が彼にはあった。なかなかボールをロストしないプレーというのか、危機的状況に陥ったら早めにパス出しをするボール離れの良さが目立った。何より、ディフェンダーからのアタックを足元の技術で捌いているので危なげがなく見える。

2列目でタメを作って前線に飛び出すプレーヤーに速いボールを供給する。

現代サッカーにおいてはトップ下や2列目の選手に求められるものはこの点ではないかと思う。しかもパス出しが早い。独力で前に出るタイプの動きはしていなかったものの、おそらくチームの役割をこなしているからだろう。チャンスメイクに徹する以外の自由を彼が持ったら…

これからの中井卓大はどうなっていく?

レアル のカンテラ(下部組織)にいつまでいられるのか、正直わからない。ライバルが強烈に伸びて来たら当然レギュラーから押し出される。まだ勝ち抜かなかなければならない壁も多く、高い。このままフベニールまで行ってくれれば、きっとトップチームも見えるだろう。きっとやってくれると信じている。

でも一番怖いのは怪我だ。天才ほど繊細で、激しく削られる。バッジョファンバステンは膝の靭帯断裂が元で大きな時間を奪われた。その後のプレーに影響が出るほどの怪我だけは怖い。レアルに残るにしろ、日本に戻るにしろ、日本代表でプレッシャーをかけることだけは避けてほしい。

FC東京の久保建英もバルサでの注目度の高さからマスコミに過剰に注目される中、代表デビューを果たしたが、彼がイメージする動きに周りがついてこれず、孤立してしまった。個人プレイの結果さほどの成果を上げられずにいる。

彼のプレイ水準が高すぎてレベルが違いすぎる…周りと連携できないのだ。

中井くんもこれだけ注目を浴びればいつかは日本代表に召集される日が来るのは間違いない。だが、いきなり出ていきなり活躍はできないだろう。久保くんほどではないが、リズムが全く違うのだ。前線にパスを流し込んでも誰もいない、ということが起こり得る。きっと日本のサッカー連盟とマスコミは救世主が現れたと声高に叫び、結果が出なければ否定する。今までも選手のポテンシャルを環境が潰した例は多い。

本当に大切にすべきなのは今の試合結果ではなく、選手が最大の成果を出せる環境を作ってあげることだと思うが、ここについては非常に残念だ。しかし、おそらく育成世代からの卒業とともに、大きな動きがあると思う。

まとめ

今でこそ日本のサッカーはアジアトップレベル、W杯への出場も恒例となりつつあるが、あくまで組織で組み立てるサッカーを強みとしている。プレミアリーグやリーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガなど海外リーグではそんな日本を尻目にスタープレーヤーが生まれ続けている。

相手チームの守備を一人で破壊する圧倒的なテクニシャンだ。

例えばプレミアリーグでは古くはスタンリー・マシューズジョージ・ベスト、近年ではライアン・ギグスデビッド・ベッカムなど挙げればキリがない。(マンチェスターユナイテッドに偏っているのは気のせいです)日本と違い、海外のサッカーは観戦することも一種のスポーツに他ならない。猛烈なファンはチームと選手を愛し、サッカーはもはや人生の一部だ。心からカリスマの登場を待ち望み、そんな大人を見ながら育ちサッカーをしている子供達は英雄になるべくしてプレーをする。

見る側のレベルがそもそも高いのである。

日本のサッカーを見る側が熟成してくれば育成方法も変わっていくに違いないが、残念ながらおそらく数十年かかるだろう。だが、そんな中徐々に表れ始めたのが、中田英寿であり、小野伸二であり、中村俊輔、香川真司や乾貴士などの突然変異だ。

そう、突然変異だと思う。右に倣えでスポーツ選手を育てる日本の教育を突き抜けてまばゆい才能を発揮していたのだ。間違いなく普通の人ではない。

 

中井くんもそんな突然変異に違いない!

 

あの時の小さかった子供が、数万人が叫ぶスタジアムの大歓声に包まれた時に、その答えは出る。その日が来るのを楽しみにしている。

 

愛を持って彼を見守ってほしいものです。



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